未来へ繋ぐ!チャンバラ交流会〜冬の陣〜を終えて②
2日間のチャンバラ合宿に参加して、子どもたちが成長しているのを感じました。
ひとつは、チャンバラ自体の変化です。
刀を振り回すだけだったのが相手を見て戦うようになっていたり、攻め込むだけだったのが周りを見るようになったり、激しい子もおとなしい子も、それぞれの変化が見えました。
具体的なことを教えたわけでもなく、スタッフが変えようとしたわけではありません。子どもたちが、相手を見たり、周りをみて変わっていくんだなぁと感じました。
紙風船を割られて帰ってくる子も、悔しがって、すでに振り返りを済ませて帰ってきます。
すでに次のチャレンジをみつけた感じです。夢中になっている子どもたちには力があるなぁ~と感じました。
ふたつめの成長は、チームで考えていることです。
「どうしたら勝てるか」「どうしたらもっと楽しくなるか」を考えながらやっているのを感じました。
特に、試合の間の作戦会議で感じました。
ホワイトボードを囲んで、お互いの考えを言い合い相談しています。
発言した子の名前を取って「○○作戦」として、なんだか楽しそうです。
固まって守るだけでなく、まとまりながらばらけたり、相手陣地に切り込んでいって戻ったり、お互いの強みを活かしてチャンバラをしていました。
最終日のスタッフは、準備や手伝いではなく、審判に集中できました。それは、子どもたちが準備や片付けをスムーズにするようになったからです。
もちろんお願いするところはお願いをして、できるところは自分でしていました。
紙風船の準備や試合を見守るときの注意などスタッフのサポートの回数は、以前の半分くらいになった印象です。
チャンバラの技術的にも、作戦的にも成長を感じる2日間でした。その成長は、「させた」「変えた」成長ではなく「感じた」「気づいた」成長であったと思います。
いろんな学年の強みを持つ子どもたちが、夢中でやった成果だと思いました。
貴重な体験をさせていただき、スタッフの私が元気をもらいました。ありがとうございました。
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