親子でずっと使える木のコップを作りながら
環境保全について学ぼう!
令和3年11月13日(土)〜14日(日)に「子どもから大人まで環境にやさしい社会づくり支援事業」の助成を受け、子ども23名、大人21名の参加のもと、ファミリーキャンプ 〜木と未来への冒険〜を開催しました。
コロナ禍で、「本当は参加したかったのに〜!」参加できなかったという方のために、当日の様子をリポートします。家庭で、できることもありますので、ぜひ、子どもさんと一緒に考えたり、身体を使って遊んでみてくださいね。
1日目
「やまがたの木でメッセージボードを作ろう!」
節のある木と節のない木って、どっちが高いんでしょうか?
(当日は、2枚の板を子どもたちみんなで比べてもらいました。匂いを嗅いだり、触ったり、、、)
木に節があると加工しにくいので安くなることを学びました。
今、日本のホームセンターでは、「節のない木」を見つけるのが難しくなっています。
それは、外国から買われているからです。
でも、ホームセンター以外のところでは、「節のない木」を買うことが出来ます。
どうしてでしょうか?
安く買える国から買ってきているからです。
では、その国からいっぱい買いすぎると、その国はどうなるでしょうか?
(当日は、砂漠化することを伝えましたが、他にもあるかもしれません。)
ただ、全然買わなくなると、その国も困ってしまいます。
だから、みんなで、ものを大切に使ったり、気を打ってもらっている国のことを考えたりすることも大事なんだねというお話をしました。
(当日のワークシートをダウンロードいただけますので、ぜひ、親子で考えてみてくださいね。)
その後、「ゆめ実現ボード」作りを行いました。
こちらは、厚めの木があれば、ご家庭でも出来ます。
① 画用紙に「・・・家の宝地図」と書きます。
(子どもたちは、いろんなネーミングをしていました。ワクワクする名前が一番です。)
② 家族の最高の笑顔の写真を撮ります。また、家族で行きたい場所や実現したいことに近い写真をプリントアウトします。
(子どもたちは、ハワイ、小笠原諸島、アメリカのディズニーランドなどをオーダーしてました。)
③ 実現したい日に「期日」を入れて、言葉で書いた画用紙を貼ります。
④ その他、絵を書いたり、飾り付けをして、プリントアウトした写真を貼って出来上がりです。
全て、画鋲や両面テープであるのですが、何度でも書き換えができるようにするためです。
家族で、毎日見て、実現するためにどんなことができるか、考える時間を取ることで実現に向けて、着実に近づいていけるようになります。
毎日、夢が叶った時のことを考えるので、子どもを一方的に叱ることが減って、一緒に解決策を考えたりするようになります。さらには、夫婦でのトラブルの未然防止にも役立っているようです。
「親子でワクワク・アイスブレイク」
千葉県で小学校の先生をしている東條先生に教えてもらいました。
東條先生は、若い頃から、ずっと子どもたちが体を動かすことを大好きになる授業について、追究してきた方です。今回、スタッフを務めたはーちゃんは、小学校3年生の時、全然、跳び箱が飛べなかったのに、東條先生に教えてもらったら、10分で、6段がきれいに飛べるようになりました。
今回は、体ジャンケンをしました。
普通と違ったのは、親子で、2〜3人組になって、体ジャンケンをしたこと。
(親子で、協力できる仕組みを作っていくので、体を動かすことが楽しくなりました。)
そのあとは、親子でストレッチ。
中盤は、壁にタッチして戻ってくる。
ビブスを投げてキャッチ。ビブスでキャッチボール。
目の前に飛んできたビブスをキャッチ。
(小学校低学年で、ボール遊びを苦手に感じる子の多くは、キャッチに恐怖を感じるということで、
ゆっくり落ちてくるビブスをキャッチすることで、ボールへの恐怖感を柔べることが出来ます。
なお、最近は、100円ショップでも「ビブス」を置いているところがあるようです。)
「言うこと一緒、やること一緒」を通常は、手を繋いで横になってやりますが、縦に連結したり、円になったりして、お互いが息を合わせる必要感を持てるようにして展開してもらいました。
(家族で、森に遊びに行った時には、家族で手を繋いでやったら、楽しそうですね。)
そして、ソフトバレーボールを体に挟んでのリレー。
最初は、お腹、その次は、背中。そして、子どもたちに、アイデアを考えてもらって、いろんな部位で挑戦しました。
次は、聖火リレー。小さなコーンに、ボールを乗せてバランスをとりながら運びました。
最後は、シッティングバレーボール。
風船の下に、ガムテープを貼ることで重さをつけています。
最初は、親子でのラリー。
次第に慣れてきたら、親子での対抗戦。
最初に、お尻をついた状態で、前や後ろに動く練習をしていたので、みんな、スムーズに運動に馴染んでいました。
(自宅のリビングでも出来そうな運動です。)
「ランタンファイヤー」
真っ暗な部屋に、ランタンを持って家族ごと入場しました。
最初は、「もりはすごいなあ(作/ささきみお 発行/山形県みどり自然課)」の読み聞かせ。
そして、「もったいないばあさん」の読み聞かせ。
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